ここはちょっと見せられない

ぜったいぜったい見せられない

ムーミンにでてくるミーは泥棒なのか

息子がテレビでミーを見て泥棒だと言う。
顔が泥棒の顔なんだって。

ずいぶん怖いことを言うなあと思って、突っ込んで聞いてみた。

「なんでミーが泥棒なの?そんな話あったっけ?」
「別に。だっていろんな漫画とかに、こういう顔書いてたら悪者だから」

言われてみれば、結構ありとあらゆる犯罪啓発パンフレットや漫画や絵本でもあの目付きは悪役が多い。社会的な刷り込みだよな。

でも母は、悪役が悪役っぽく演じている事を知っている。それは多分子供から大人になるときに、悪役俳優という存在があるということを知って、その先入観が氷解したんだろうか。そういうバラエティ番組とかあった気がする。青汁のコマーシャルに出てたりしてたっけ。

子供のもつ先入観って恐ろしいな。
悪者っぽい、というだけで悪者と決めつけてる。
これをそのままにしておくのは多分だめだと思うので、
真に怖いのはその先入観だと教えておきたい。

洗脳の仕組みが日常に溢れてるんだよね。
如何に間違った知識に洗脳されないようにするかを教えるのがしつけってやつかとぼんやり思う。

でも、、、資本主義に洗脳されないように、って、大人でも難しいよ。