生活のゲーム化
イリイチを少しずつ読んでいる。
言葉の言い回しが随分難しくすっと理解できなくて何度も同じところ
を読まないといけないくらい、日本語がわからなくて止まってる。
簡単に言えば、崩壊するって書いてるみたいなんだけど。
「まじめな生活の喜び」というキーワードが気になっている。
多分この先、「まじめな生活の喜び」が数値化されて生活そのものが
ゲームになり、まじめさで得点を得てソーシャルに競う世の中になる
んだろう。
草花を育てて、写真をとり、判定をし、スコアを叩き出し賞賛を浴び
るために、更なる写真を取る。
子どもが生まれたらかわいさを数値化し、スコアのために子どもに化
粧を施すかもしれない。
携帯はスカウター化し、人の判断をスカウターに委ね、スコアで判断す
るようになるかも。そのスコアはいろんなアプリで叩き出したスコア。
アプリは日常生活支援だ。朝同じ時間に起きたら高い得点を得られる。
夜遅くまで起きていたら、カオス度が増す。
見なりもスカウターの判定が高くでるようなファッションが流行し、
奇抜な服装がスコアによって認められるようになるんだろう。
ネオ・トキオ、ネオ・オーサカとよばれるまで、あと少しなのかも
しれない。
そういう世の中に合うように子どもを育てないといけないのか。
怖いよね。